2019年度、モーデックは新たにAES事業部を開設いたしました。 AESとはAutomotive Engineering Solutionの略で、自動車および重機機器向けのEMCシミュレーション技術およびモデルベース開発に関する解析受託・モデリング技術構築などを業務とし、お客様の開発手戻りの低減や試作レス開発実現に向けてご支援いたします。

当該業務支援に当たっては、業界最先端のモデリング・解析等の技術支援は勿論のこと、開発プロセス構築や作業標準化など、シミュレーション技術を製品開発に適用する際の課題について、自動車OEMや車載機器メーカ出身エンジニアの自らの経験を踏まえた支援体制を整えており、経営層~開発現場全体のカスタマーバリューを俯瞰したソリューションをご提供いたします。

自動車・重機開発のトレンドとモーデックのソリューション

現代は、ICTの進化によって情報がデジタルデータ化されAIを活用するようになり、所謂第4次産業革命の時代と言われております。

自動車業界では、CASE(Connectivity:つながる化, Autonomous:自動運転, Electric:電動化, Shared&Service:所有から利用へ)により自動車産業の構造が大きく変化するとともに、年々厳しくなく企業別平均燃費基準(CAFE)達成には相当割合の車両電動車化が急務な状況です。 また、重機業界で建設生産システムの効率向上を図る取組みであるi-Constructionが国交省主導の下で進められています。

このような背景にあって、複雑さが増すシステムをより効率良く設計・開発を進めるために、各部品やモジュールをモデルに置き換え、仮想化環境で車両設計を進めるいわゆるモデルベース開発(MBD)手法による開発プロセスに移行されつつあり、また大電流制御機器の増加に対して自動運転・車内LANシステムなどの電磁耐性の両立性など、製品レベルでのEMC設計が大変重要となってきております。

上記の課題について、モーデックでは既存業務である電子デバイスのモデリング技術をベースに、下図のようなMBDおよびEMCの幅広い分野に対してソリューションをご提供いたします。

コンサルタント略歴

福井 努(元自動車メーカー勤務)

  • 車両規模電磁界シミュレーション技術研究
    ・車両、アンテナ、ハーネスの3Dシミュレーションモデリング、おおびEMC解析
    ・基板、コンポーネトレベルEMC解析
    ・車両低周波磁場解析
  • アンテナに購入した電磁ノイズと車載ラジオ聴感音の定量解析
  • ワイヤハーネス、モーターコイル等の3D構造縮退手法研究
  • バッテリー消費電流および供給電圧降下可視化MBDモデリング(車両規模)
  • 各種プロセス構築支援 (CLM、BOM、PLM、CMMI、TOC など)
  • 外部活動:JEITA集積回路モデリング プロジェクト・グループ委員

瀬谷 修(元電装機器メーカー勤務)

  • MBD(モデルベース開発)技術研究
    ・VHDL-AMSモデリング、モデル接続技術
  • 回路シミュレーション技術研究
    ・ハード/ソフト協調設計技術研究(SystemC)
  • 開発プロセス構築支援
  • 外部活動:自動車技術会 国際標準記述によるモデル開発技術部門委員会

島田 寛之(元測定機器メーカ勤務)

  • 高速デジタル通信システムの評価法開発
  • 民生高速通信:USB,HDMI,PCI-Express
  • 車載高速通信:100BASE-T1,1000BASE-T1,Multi-Giga,LVDS・ デザインプロセス・コンサルティング
  • 高周波設計環境の構築支援・高周波、高速デジタルコンサルタント
  • デバイスモデリング
  • 高周波測定コンサルティングとトレーニングを提供