アナログ回路測定の概要
NF、利得、1dB利得圧縮、IP3/TOI、PAEなど高度なノウハウや特殊な機器が必要なアナログ回路測定に対応しています。
特長
- 測定は当社サイト、当社契約サイトまたはお客様の測定サイトに必要に応じて当社 測定システムを持ち込んでのサービス実施も可能です。
- アナログ関連測定・評価に関するご要望があれば柔軟に対応できますので、何なりとご用命ください。
サービス一覧
NF測定
雑音指数(NF: Noise Figure)測定では、ノイズフィギュア・メータを利用するのが一般的ですが、より高精度な測定が可能な高周波ネットワーク・アナライザ(~67GHz)を利用して測定しています。これにより1dB以下のNF測定を可能にしています。
利得、1dB利得圧縮
低雑音回路の設計には、正確なノイズパラメータが不可欠ですが、上限周波数は50GHzまで対応可能です。
IMD3、IP3/TOI、PAE
3次相互変調歪み(IMD3: 3rd-order Intermodulation Distortion)および3次インターセプト(IP3/TOI: 3rd-order Intercept Point)、電力付加効率(PAE: Power Added Efficiency)他、高速に測定可能です。
特長
- 内蔵2信号源、コンバイナによる高速掃引IMD測定
- 高調波の少ない良好なハーモニクス特性を持つ内蔵信号源
リングオシレータによる発振周波数
リングオシレータの発振周波数をオシロスコープより精度の高いシグナル・アナライザを用いて測定します。
上記以外で、お困りのことがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
測定仕様
DC電圧/電流
200V/1A
容量測定
周波数上限1MHz、バイアス上限40V
Sパラメータ
周波数上限110GHz
1/fノイズ
周波数範囲0.03Hz~40MHz
ノイズパラメータ
周波数上限50GHz
スイッチング特性
周波数帯域1GHz
温度
-40~200℃
上記仕様範囲外の測定も対応可能な場合がございます。別途お問い合わせください。