Vol.10 日本ケイデンス様主催セミナーDA SHOW / CDNLive! Japan 2007にて講演

2007.06.20

DA SHOW / CDNLive! Japan 2007に於いて、弊社社長青木均、同取締役Zhiping Yuが講演をいたします!

以前よりNewsでも掲載しておりましたが、ケイデンス様との共同研 “NeoCircuit&MOSTAT”の融合についての経過報告とデモンストレーションも行う予定でございます。
是非、たくさんの方にご聴講いただければ幸いです。
セミナー申込み、詳細につきましては下記URLをご参照ください。
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>>>>DA SHOW / CDNLive! Japan 2007に関しましては<<<<
>>>>    http://www.cadence.co.jp/     <<<<

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◆◇◆講師
株式会社モーデック
代表取締役社長 青木 均(工学博士)

◆◇◆日時
2007年7月13日(金)14:00~

◆◇◆講演タイトル
「NeoCircuit DFMとMOSTATによる統計ワーストケースデザインへのアプローチ」

◆◇◆内容
ナノテクノロジーによるCMOSに代表されるトランジスターを用いたIC設計において、最適な特性を得ることに加えて、各コンポーネントのプロセス特性ばらつきによるワーストケースの特性を、あらかじめ想定しておくことは重要ですが、以前よりも難しくなっていることも事実です。

CADENCE社ではIC設計の面から以前より研究・開発を行い、その成果としてNeoCircuit DFMを提供しておりますが、トランジスターレベルの実測情報を含んだ統計モデリングについては、今まで解決されていませんでした。

そこで以前より株式会社モーデックの統計デバイスモデリング技術、ツールによりこの部分を補完すべく開発を進めてまいりました。

この度、開発の最初の成果といたしまして、デバイスレベルの統計モデリングから最適化設計を行うまでの流れと手法をご紹介いたします。

なお、平行して展示会場にてデモを行う予定です。

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◆◇◆講師
株式会社モーデック
取締役 Zhiping Yu, Ph. D.

◆◇◆日時
2007年7月13日(金)13:00~

◆◇◆講演タイトル
「RFCMOSプロセスにおけるスパイラルインダクタのスケーラブルコンパクトモデリング」

◆◇◆内容
CMOS技術の急速な進歩により、無線アプリケーションや携帯電話に、RF CMOSを利用する機会が増えてきています。一方、回路動作を予測するために必要となるスパイラルインダクタなどの受動素子に対する高精度モデリングは、かなり遅れをとっています。

本セミナでは、3種類のスパイラル誘導素子(インダクタ、トランス、バラン)に対するスケーラブルモデルの開発状況について報告いたします。特に、ジオメトリとプロセス技術の両方に対するスケーラビリティ、損失の多い基板結合と寄生部分の高精度モデリングについて解説いたします。

また、今回の研究成果は、ケイデンス・デザイン・システムズ社(本社:米国カリフォニア州サンノゼ)との協力によるものであり、株式会社モーデックの取締役として発表いたします。ここで公開する研究成果は、株式会社モーデックのコンサルティングビジネスを通じて活用できます。

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【News】“NeoCircuit&MOSTAT”デモンストレーションのご案内

モーデック社では、7/12、13に開催されるDA ShowにおいてCadence社NeoCircuitと弊社MOSTATのデモンストレーションを実施いたします。

Cadence社のNeoCircuitは、回路仕様を満足するように各回路パラメータを自動的にサイジングするツールで、代表値における最適解の探索のみならず、ばらつきのセンタリングにより歩留まり向上を実現する強力な機能を有しております。
しかしながら、正確な歩留まりを予測するには、実測に基づいた正確な統計モデルが不可欠です。
モーデック社では、Cadence社との協調ビジネスの一環として、NeoCircuitで使用可能な統計解析モデルの構築機能を弊社MOSTAT上で開発しており、来月のDA Showにてデモンストレーションを実施させていただくことになりました。
当日は、MOSTATを使用して統計解析モデルを作成するまでの手順を中心に、以下の内容でデモンストレーションを行います。

  • PCMデータから必要となるばらつき情報の抽出/li>
  • 抽出したばらつき情報からコーナーモデルの作成
  • コーナーモデルからNeoCircuit用統計解析モデルの作成
  • NeoCircuitによる歩留まり最適化の実施

MOSTATは以前より弊社の統計モデリングサービスで使用しておりましたが、この機会にNeoCircuitと併せてご検討いただければ幸いです。