会社沿革
社長メッセージ
嶌末 政憲(しますえ まさのり)
- 1984
- 富士通株式会社入社
- 1989
- 横河・ヒューレット・パッカード(現キーサイト・テクノロジー)入社
- 2002
- (株)モーデック 設立メンバー、取締役
- 2009
- 同社 代表取締役就任
- 2020
- (株)モーデック 代表取締役社長に就任
- 技術分野
- デバイスモデリング、モデルベースデザイン、高周波(RF・ミリ波)、アナログシミュレーション、電磁界解析、SI/PI、ノイズ、AIテクノロジー
- 趣味
- 映画鑑賞(アメコミ系、ディズニー)、筋トレ
- 大事なもの
保護猫ツインズのアトム&ロデム
モーデックは、2002年の創業以来、社名(MODELING DESIGN TECHNOLOGY)の由来どおり、ワールドクラスのモデリングと設計技術を追求してまいりました。モーデックが行う“モデリング”とは、電気回路上の電子デバイスの特性を抽象化して数理モデルを作成することであり、現在ではその領域を更に広げ、モデルベースの設計・開発というキーワードで、同様の概念が世界中のエレクトロニクス業界に普及してきています。第四次産業革命とも呼ばれるインダストリー4.0においては、各部品のハードと仕様書に加えて、バーチャルシミュレーションのための粒度別のモデル情報が追加されており、モデルは製造業のデジタル化には欠かせないコンテンツとなってきています。
一方、ディープラーニングに代表されるAIテクノロジーの進化も凄まじいものがあります。AIを採用しない企業は今後数十年の間に淘汰されていくであろうとさえ言われています。このような目覚ましい技術革新の中、モーデックは、AIテクノロジーとモデリングの融合により、真の「モデル・オンデマンド」を目指します。現在、オンデマンドでモデルを作成できる企業は世の中に存在しません。モーデックは、世界で初めて、オンデマンドでモデルを作成できる企業となり、製造業のデジタル化に貢献してまいります。また、その際、我々単独でできることには限界がありますので、様々なビジネスパートナーの皆様やお客様自身にご協力、連携をいただくことが不可欠であります。皆様と一緒に繁栄しながら、社会への貢献も図るべく、より一層の経営努力を継続して行ってまいります。
最後になりますが、2020年4月、モーデックはイノテック株式会社のグループ会社となり、創業18年にして新しい一歩を踏み出しました。イノテック社は、半導体設計・プリント基板設計用(EDA)ソフトウェア、各種シミュレーションツール、および、ノイズ解析、モデルベース開発のコンサルティングサービスを提供している総合エレクトロニクス企業であり、モーデックが培ってきたモデリング技術を十二分に活用できるパートナーであると確信しております。
今後とも引き続き、皆様のご指導・ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
パートナー
株式会社モーデックは、お客様により高い付加価値の提供を実現するために、以下にご紹介する専門性の高い優良企業様と強固なパートナーシップ関係を構築しています。
保有設備
高周波ネットワークアナライザ(キーサイト・テクノロジー社製:N5247A)などの最新測定機器を中心とした測定環境を社内に構築しています。
- ウエハ・プローブステーション(昇温ステージ付き)
- 高周波ネットワーク・アナライザ
- DC半導体パラメトリック・アナライザ
- プレシジョンLCRメータ
- pAメータ / DCボルテージ・ソース
- デジタイジング・オシロスコープ
- ファンクション・ジェネレータ
- パワーメーター
※ 一部測定器は、貸し出しも可能です。お気軽にお問い合わせください。