
FEATURE
サービスの特徴
面倒なシステム作成を代行いたします
多チャンネルの時間波形を測定する場合、既成のデータロガーを購入するか、自作するかのふたつのパターンが考えられます。
自作するメリットは、欲しい機能だけを盛り込んで製作できるので、トータル費用が安価になること、です。
ですが、製作の過程をすべて自分たちで行わなければならないため、準備から作製まで一苦労というデメリットもあります。
例えば

PCや配線部材などの
調達

測定対象に合った
センサーの選定

測定治具の作製

PCの環境設定

センサー制御
コードの記述

測定データを加工する
ツールの作成
モーデックは、このような製作過程を代行し、お客様の要望を実現するオーダーメイドのデータロガーシステムを提供いたします。
また、多チャンネル電圧電流の測定のみのご依頼もお受けしております。
交換・修理が容易!自由にカスタマイズできます
高感度電圧・電流センサーやケーブルの部材は、市販品の入手しやすいものを使用します。
また、測定ソフトはPythonやバッチを使用し、ソースコードをそのままご提供いたします。
これらの仕様により測定システムを構成することで、カスタマイズやメンテナンスがお客様自身で可能です。
加えて、サンプリング間隔の仕様によって、半リアルタイムPLOT(一定期間測定した後にグラフを表示する機能)を実装した測定システムも構成可能です。
※上記の特長を優先するため、測定値の分解能は低くなります。

測定方法を検討しご提案いたします
モーデックはこれまで多くのお客様からの測定課題の解決を支援しています。
例えば、
- ピーク時の電圧80V、電流10Aの電源経路
- ピーク電流が数百Aオーダーの電源経路
の測定実績がございます(その他の詳細は当社実績をご参照ください)。
測定対象、加工の難しい微細なデバイスやケーブル、測定スペースに合わせて方法を検討・ご提案いたします。
- 測定スペースが狭い場合はワイヤレスセンサーを使用
- 測定対象を加工したくない場合は絶縁型電流センサーを使用
- X線CTによる構造解析を用いてデバイス加工を最低限に抑えた治具作製と測定

SYSTEM DIAGRAM
測定システム概略図

概要
- PCでバッチを実行
- センサー制御ユニットにより、電圧と電流の測定開始
- 測定完了後に測定結果CSVをPC内に出力
- CSVファイル集計ツールにより測定結果を確認
CSVファイル集計ツールは次のような機能を付属できます
例)グラフをプロット、任意の点数感覚で間引き、任意区間を取り出しCSV化、平滑化、など
測定対象にコンタクトする治具はオーダーメイドで作成いたします。
FLOW
お問い合わせからご納品までの流れ
本製品は測定の対象物、ボリュームに合わせてご注文後に製作するオーダーメイド製品です。
全体の工期:2~3か月
STEP
1
仕様のヒアリング
お打ち合わせやメールでのやり取りを通じて、ご依頼内容をお聞きし、求められる要件やアウトプットを明確化します。
STEP
2
お見積り
STEP1で定義した内容に基づき、お見積りを算出し、提示します。
STEP
3
契約(ご発注)
契約を締結します。契約書による業務委託や、注文書を発行いただき作業に着手する方法から選択いただけます。
STEP
4
作業と定期報告
納品に向けて作業に着手いたします。必要に応じてメールやWeb会議による進捗の定期報告や、進め方の確認を行います。
STEP
5
ご納品
完成したデータを納品いたします。納品方法は、電子データのみの送付と、CD-ROMの郵送からご選択いただけます。
センサーの校正、治具の追加購入、
ソフトのカスタマイズ代行、機能付加など、
納品後の追加のお問い合わせも別途承ります。
ESTIMATE
見積例
多Ch測定
各種電源経路の多チャンネル測定
72ch, サンプリングレート上限
約1k Sample/sの場合:
350万円
※あくまでも概算です
価格を抑えるためには、サンプリングレートを低くする、測定可能なチャンネル数削減によって価格を抑えるなどの選択肢があります。
- 費用は作業の複雑さによって変動します
- おおまかな測定点の数、電圧・電流のオーダー、測定間隔などの情報をご提供いただければ、概算お見積りが可能です
まずは気軽にご相談ください。専門のエンジニアが回答いたします。