Vol.25 モーデックの研究方向性が決まりました

2008.09.24

前号にてお知らせいたしましたように、弊社研究部門取締役Zhiping Yu博士が国際学会参加のため来日いたしましたが、それに伴ってモーデック社内にて今後1年の研究内容などにつきまして活発な意見交換と決定を、お客様からのご要求はもちろんのこと、IEEE主催の国際学会、大学などの教育機関からの情報も元に行いました。
結論といたしましては以下のような分野で研究を行い、逐次論文発表も行うことで合意いたしました。

  1. HV、LD-MOSモデルの自己発熱モデル
  2. RF、ミリ波周波数帯のCMOSモデル
  3. MOSFET低周波ノイズのチャネル幅、長×幅依存モデル

1につきましては引き続きZhiping Yuの研究所主導で行いますが、完成しましたコードモデルは、モーデックの所有となります。
2、3につきましては、日本国内のみでの研究となります。

今後、進行状況などにつきましてMoDeCH Newsでお知らせいたします。
また、上記以外でもご要求などございましたら、是非お知らせください。

ご存知のように、株式会社モーデックはサービスのご提供と同時に、研究を行っておりますので、困難な命題を積極的に解決していきます。

今後の弊社新サービスにつきましても是非ご期待ください