MOSTATのスキュー機能がさらに便利になりました!!
弊社”MOSTAT”については、その豊富な機能に関してこれまでもモーデックNewsでご紹介いたしましたが、本号では特にスキュー機能についてご紹介いたします。
弊社MOSTATは、ターゲットベース・アプローチに基づいた統計解析モデリングの手法を研究・開発し採用しております。前回のモーデックNewsではコーナーターゲット計算機能についてご紹介いたしましたが、スキュー機能は算出されたコーナーターゲット情報を使用して、コーナーモデリングを行うための機能になります。
スキュー機能については、完全な統計解析モデリングを実現する上で欠くことのできない機能であるため、開発当初からMOSTATに搭載されておりました。
しかしながら、その使用方法は、GUIのスライドバーを使用し、手動でパラメータ値を調整することで行っていたため、ユーザーに依存して多少コーナーモデルのパラメータ値が変動するという、解決すべき課題がありました。
この課題に対しまして、スキューパラメータの自動調整機能を開発することで対応いたしました。さらにその使用方法も非常に簡単で、手動調整用スライドバーの下限値と上限値にパラメータの探索範囲を入力し、自動調整実行用のボタンをクリックするだけです。しかも設定した探索範囲に解がない場合は、即座にメッセージが出力されます。
MOSTATは、すでに弊社がこれまで蓄積してきたデバイスモデリング及び統計解析モデリングの技術を余すところなく盛り込んだ製品ですが、このスキュー機能の自動調整機能追加のように使い勝手における向上や新規開発技術の導入など、日々進化し続けております。
この機会に是非、MOSTATの導入をご検討下さい。