Vol.44 ベリーデとは? その3

2010.04.26

メールマガジンVol.41よりご説明させて頂いております、究極の回路設計検証/先導ツール "VELEADE" につきまして、今回はコーナーモデル情報の算出機能をご紹介します。

これまでにもご説明させて頂きました通り、VELEADE最大の特徴は、実素子の特性に基づいて構築したデータベースファイルより、SPICEシミュレーション結果における各アクティブデバイスの動作点をデータベースから算出される”真の動作点”と比較し、誤差情報として出力することです。
つまり、NominalにおけるSPICEモデルライブラリがデバイス特性の真値からずれている場合には当然コーナーモデルとして用意されているライブラリもそのままでは使用できません。そこでVELEADEの登場です。

VELEADEのコーナー算出機能では、コーナーモデルにおける”真の動作点”を分析し、既存コーナーシミュレーション結果との誤差情報を出力します。
出力可能なパラメータは、電流だけではなく相互コンダクタンス、出力コンダクタンス、出力インピーダンス等様々な設計パラメータを検証することができます。
また、個々のアクティブデバイスについて計算を行うため、SlowケースやFastケースのみではなくSlow,Fastが混在した回路にも対応しております。

この機能により設計者は、様々な真のコーナーケースを容易に検証する事ができ、コーナーケースによる動作の幅やクリティカルに影響するデバイスの把握が可能となり、歩留まり向上につながります。

3回に渡りご紹介致しましたVELEADEの持つ、検証機能、設計先導機能、そして今回ご紹介しました、コーナー情報算出機能をお使いいただければ、お客様のアナログ回路設計時間、効率の向上にお役立て頂けると確信しております。